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今回の羽毛ふとん産地偽装問題について

皆さんこんにちは。久しぶりの更新になります。

さて、今回の羽毛産地偽装の報道の件につきましては、
新聞、テレビ等でこの話題は連日取りあげられていましたが、
弊社にも今回の問題でお客様より直接お問合せがありました。

その内容はというと、
「3年ほど前に〇〇ふとん店で買った羽毛ふとんについて聞きたいことがあって、
品質表示にこちらの電話番号が記載されていたので電話しました。」とのことで、
お話を聞くと「今回の報道を観て、自分が買った羽毛ふとんの中身は大丈夫なのか
不安になりました。中身は何が入っているのか教えてください。」ということでした。
お客様にもう一度品質表示の内容を確認していただき、調べたところ、
お客様のお使いになられている羽毛ふとんには【ピュアホワイトグース】
が使用されていました。
これはライオンヘッドグースという鳥から採取された羽毛で産地は“中国”です。
飼育と採取方法について詳しく説明した上で、品質について説明をし、
お客様には「わかりました」と言ってはいただきましたが、
本当にご納得いただける説明ができたのかどうかと不安を感じるところです。

報道の内容を見てみると「ヨーロッパ産→品質が良い」「中国産→品質が悪い」
というような内容になってしまっているように見えます。
しかし、中国産で品質の良いもの、ヨーロッパ産で品質の悪いものもあります。
今回の問題は中国産をフランス産として販売していた可能性があるというような
“産地の偽装”になるので中国産には決してフランス産と劣らない品質の羽毛も
沢山あることを皆さまにも知っていていただきたいと思います。

今回の報道で、お客様は『何を信じたら良いのか?』と思われたかと思います。
弊社が取り扱っている羽毛は直接輸入と商社経由の2つのルートがあります。
直接輸入は輸入先の国を産地としてお伝えします。
即ちポーランドの羽毛メーカーから買ったものはポーランド産、
ハンガリーの羽毛メーカーから買ったものはハンガリー産、もちろん、
中国の羽毛メーカーから買ったものは中国産としてお届けします。
輸入した羽毛は全て、IDFL(アメリカにある国際的な羽毛検査機関)に
出して品質確認をしており、グローバルな観点から羽毛検査を行っています。
また、そのような検査を行ったことを確認する書類を全て自社で揃えていますので、
お客様からのご質問や問い合わせに対し責任を持って、
速やかにお答え出来るようにしています。
商社経由においてもお世話になる商社様から必要な書類は全て揃えてもらっています。

今は羽毛ふとんに対する信用をお客様から取り戻す為に、
事実に基づいて弊社はこの様に対応していますと、
正直に伝えられる体制が必要だと思っています。




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