皆さんお久しぶりです。気温もぐんと下がり、冬が近づいてますね。
かなり久しぶりの更新となってしまいましたが、
今回はこれまでにやってきた活動についてご報告していきたいと思います!以上が、ここ最近当社で行った活動報告となります。
2015年ももう残りわずかとなりましたが、11月、12月もいろいろと計画中です!

三方会議に参加しました

まずはじめに、9月に日中台三方羽毛懇談会という会議に参加すべく、東京に出張しました。
この会議は日本、中国、台湾の3カ国の羽毛関係業者が年一回集まり、各国の業界団体の代表が自国の状況と活動の報告を行う会議です。
 
その会議で特にこれから注目しなければと感じたことは、羽毛の検査基準に関してのことです。
日本にも羽毛の検査基準があるのと同じで、中国、台湾にももちろん検査基準があります。
そして、日本と中国、台湾の基準には少し違いがあります。
それは中国、台湾はIDFL(国際的な羽毛の検査機関)の検査基準がベースになっているのに対して、日本は独自の検査基準であるということです。
通産省が発表した昨年の羽毛輸入量の約85%が中国、台湾などアジアからという結果が出ています。
それ故に、羽毛の基準を日本基準ばかりで考えるのでははく、中国、台湾が自国の品質基準のベースとしているIDFLのような国際基準で考えることが必要であると感じました。
三方会議の会場

IDFLにセミナーを開催していただけました

またまた9月に、IDFLのセミナーを新大阪で行いました。
今回は、当社のお取引さんと診断協会のメンバーさんに集まっていただき、IDFLの検査目的と方法についての説明をリバー社長とスタッフのベンさんにお話してもらい、日本人スタッフである天野さんが通訳しながらお話を聞くという大変貴重なセミナーでした。
さらに、講習会後の懇親会では、IDFLの方々と当社のお取引さん、協会の皆さんで談笑したり写真を撮ったりと和やかな時間を過ごしました。
 
今回このセミナーには、羽毛の状態を診て、リフォームするとどの程度のものになるかを説明することが、お客様に対するサービスであると考えている皆さんが勉強の為に集まってくれました。
 
今年はいたるところで『羽毛リフォームをします。』『出来ます。』をよく耳にするようになりましたが、羽毛はなんでもリフォーム出来るというわけではありませんし、また、側生地を替えてしまえばリフォームしたことになるということでもありません。中身の羽毛を最大限に復元させて、快適に使用することこそが羽毛リフォームと考えていますので、しっかりとお客様のふとんを診断できるように、これからも皆さんに羽毛についての情報を提供できる機会を企画していきます。
セミナーの様子

ポーランドのアニメックス社様が来社

そして10月には、当社へポーランド羽毛を提供してくれていますポーランドのアニメックス社の方が5名お越しに成りました。

昨年に続き今年も、当社を訪れて来季の羽毛原料に付いてのミィーテイングと、日本の工場視察をする為に現場の生産責任者と精肉工場の社長も一緒に来られました。
工場見学では、アニメックスのティノル社長がスタッフの方に特徴を説明して、ミーティングではソセンコ部長がポーランドのグースの飼育状況と羽毛の生産状況などを報告してくれました
その上で、今後の当社の来季に向けての羽毛の仕入計画をアニメックス社に伝える予定です。
来季も、良質な純ポーランド羽毛を提供してもらいますので、皆さんも安心して当社の純ポーランド羽毛の販売をお願いします。
そして、来季は消費者の方に安心して頂ける為に、直仕入である強みを生かした工夫を考えていますので楽しみにしてください。
 
ミーティング後は取引先の専門店を視察して、その後みんなで食事をしながら楽しい時間を過ごしてコミュニケーションをとりました。
アニメックス社の方々